2007年08月25日

「黄泉の調べ」

yomi.jpg


今は音だけの生き物です

心をおもちゃにして遊びます


死体を残しません

影から生まれます


遠くの発電機と繋がって

呼吸を殺してこそ

この世の中に甦ります


オスの骨組みとメスの肌触り

コルセットのもどかしさ

スタンガンの火花が散って

穴という穴からほとばしる


ああ それは斑模様の大車輪


轢き転がして ブンブブーン

轢き倒して ブンブブーン

轢き転がして ブンブブーン

轢き倒して ブンブ ブブブン


今も音だけが欲望です

身体を空っぽに響かせます


命が不協和音です

感情は真空地帯


ぐるぐると情報を巻き込んで

空気をくすぐり続け

あの世の果てに届けます


サドの躊躇いとマゾの饒舌

ハリ千本で契約成立

ワイヤーロープで絡めとって

皮膚という皮膚を支配する


ああ それは黒い太陽の輝き


溶け合って ヘララルーラ

弾け飛んで ヘララルーラ

溶け合って ヘララルーラ

弾け飛んで ヘララ ルラーラ


ああ だから腐って官能の香り

ジャングルに咲くキチガイの花

鱗粉が招くカタワモノの宴


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ラベル: 詩人 炎氷
posted by 炎氷-Empho at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 06 女狂哀詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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