2007年10月18日

「愚痴はウルトラ」

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なあ 兄弟 聞いてくれよ

愚痴はウルトラ


なあ 兄弟 聞いてくれよ


俺が着任していたあの星

そう 地球は狭かった

海と大陸しかなくて

酸素と水に支配された貧乏くさい星


二本足の哺乳類が

キチガイ三昧に働いて

数字と映像にしがみついては

老後の心配だけで満足している


何でも健康と環境を奉って

そいつをお金とやらに結びつけると

喜んで群がるらしい


でな 兄弟 だいたい

あいつら 遊び方がせこい


神話だか宗教だかしらねえが

自分たちが選ばれた生命体だと

セルフ洗脳して

その洗脳の仕方が違うとかで

戦争しては退屈をしのいでいる


なあ 兄弟 くだらねえだろ


暇つぶしに太陽でも消し去って

極上の暗黒パーティでもって

その身も心もまやかしで

命はてめえの所有物じゃなくて

宇宙のため息だってわからないかね


まったくいつまでも

大気圏に引きこもって

人間の着ぐるみも脱げなけゃ

ラブアンドピース中毒もなおりゃしねえ


なあ 兄弟 

それでも

俺たちはあいつらを守らないといけねえかなあ

わざわざM78星雲から出張ってよ


どっちかっていうと

俺は怪獣たちのほうが好きなんだけど


それが仕事だもんなあ


ちゅうことで 兄弟

次はあんたの番 たのんだぜ
 

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ラベル: 詩人 炎氷
posted by 炎氷-Empho at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 07 監獄フリーダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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