2007年10月28日

「パーティーが始まらない」

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無味無臭の獣達が

パーティーが始まらない


無味無臭の獣達が

電気ショックを貪り

神懸りのプログラムに

欲望の帳尻を合わせ

データの更新頻度で

愛情の器を一杯にするのが

浪漫主義に基づく正しい恋愛の進行状況


肥満体の脳みそがマトリクスに

はめ込まれては点滅を繰り返し

ピンク色の豆腐が崩れるまでは

革命ゴッコにいそしもうと

路上で薬物を販売する異邦人に手を差し伸べた

その茶髪の少女は

生物工学の最先端で座り込む退化の化身なのだ


コントロールパネルを開いたまま

未熟な思考回路を見せびらかせば

完熟した大型計算機は

真っ赤な顔して暴走するが

相変わらず線路から外れることはなく

踏切り事故調査委員会の委員長は

打ち上げパーティの準備におおわらわ


中央演算処理装置がはじき出した答えによれば

日本経済の危機的状況を一気に打開すべく

抜本的構造改革を可及的速やかに飲み干した後に

ゲップの一つもあれば

十分にお釣りがくるらしいぜ


愛しい人よ 側においで

何も要らないとは言わせない


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ラベル: 詩人 炎氷
posted by 炎氷-Empho at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 01 パーティが始まらない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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