2007年12月10日

「君の名は」

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君の顔がここにある

君の名は


君の顔がここにある

命を代弁する鏡に

魂の満ち欠けが映っている


君の言葉はここにある

死神を口説き落とす産声が

はらわたから沸き起こる


君の体はここにある

海底の神秘を受け継いだ

その感覚は皮膚を伝い放射する


君の名は誰が呼ぶ

悲しい人

恋しい人

愛しい人

憎い人 それとも


だけど君の心は酸欠状態だ

人生が絶え間無く注ぎ込み

正しい呼吸を繰り返しているのに


背骨が軋む音が聞こえるか

天空へと吊り上がる意識と

地面にへたり込む無意識の摩擦音


両足は過去へのけじめ

両腕は未来を求め

両耳は崩れる音を望み

両目は廃墟に浮かぶ私を見る


私の名を君が呼ぶ

たったひとつの響きが

その胸の中から

消えないように


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ラベル: 詩人 炎氷
posted by 炎氷-Empho at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 01 パーティが始まらない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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