2007年12月12日

「破壊」

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どこへ行きたいのか 何をしたいのか 何が欲しいのか


「破壊」

どこへ行きたいのか 何をしたいのか 何が欲しいのか

君に惚れたのか 君を憎むのか 君とつるむのか

どこから どこまで 何をもって俺が俺なのか

自分自身の物語り 自分自身が物語り 自分だけじゃない物語り

君自身も あの日の出会いも この場所で交わす言葉も  

バラバラではいられない 何かに操られるように 何かに吸い込
まれるように 

真夏の炎天下に駅前の喫茶店で待ち合わせをした

秋口のそよ風に乗せて近況を報告した手紙を覚えている

真冬の木枯らしに震えながら真夜中の商店街を歩いた

春先の日差しにまどろみを覚えた明け方が懐かしい


いつから始まったのか 今でも終らないのか 

いつまでも いつまでも このままではいられない

なぜならば なぜならば 揺れ動いているから


この物語は終わらない 毎日更新されるキャスティングとキャラクター

一世一代の名演技で感動を与えても最終回は訪れない

何気ないセリフが自意識の化粧と衣装を引き剥がす


誰かに与えられた台本を破り捨てる

当たり前の演技を裏返しにしてみる

舞台照明の境界線から飛び出してみる


自分自身の物語り 自分自身が物語り 自分だけじゃない物語り

君自身もあの日の出会いも この場所で交わす言葉も

いつまでも いつまでも 完結しない


なぜならば なぜならば 揺れ動いているから 



ラベル: 詩人 炎氷
posted by 炎氷-Empho at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 00 かりそめの安楽椅子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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